イラン、国内でのハイジャックを報道された航空機着陸の詳細を説明
(last modified Wed, 25 Aug 2021 05:47:02 GMT )
8月 25, 2021 14:47 Asia/Tokyo

イラン民間航空連盟のズィーバフシュ報道官が、同国内で航空機ハイジャックは一切発生していないとし、「問題となっている航空機2機はアフガニスタン・カーム航空所属の航空機で、わが国に着陸したのは給油のためだった」と語りました。

ズィーバフシュ報道官は24日火曜、国際通信イランプレスのインタビューで、ウクライナ航空機がハイジャックされイランに着陸したとする誤った一連の主張とその真実の詳細について、「わが国を目的地とした2つの便の運行は、1つは今月18日、もう1つは23日に行われた」と述べています。

また、「アフガン・カーム航空の航空機が先週、わが国の北東部にあるマシュハド空港を離陸したが、トルコが自国の領空入りに反対したため、給油のためイラン北西部オルミーイェ空港に着陸した」としました。

続けて、「この航空機は給油後の今月19日、オルミーイェ空港を離陸してウズベキスタン・タシケント空港に向かい、25人の乗客を乗せて午前6:45にタシケント空港に着陸した」と語っています。

さらに、もう1つの航空機のイラン着陸に関しても、「今月23日午前11:30に、ウクライナ・キエフ行きのカーム航空機がアフガン・カーブル空港を出発したが、カーブルで給油できないことから13:07に、マシュハド空港への着陸を要請してきた」と述べました。

ズィーバフシュ報道官によりますと、この2番目の航空機は給油後、前者は17:56にマシュハドからキエフに向かい、21:09にキエフ空港に到着したということです。

同報道官はまた、「わが国での航空機ハイジャック事件は一切発生しておらず、加えて問題の2機の航空機はアフガンのもので、ウクライナのものではなかった」としました。

イラン民間航空連盟のズィーバフシュ報道官

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio