中国が、イランが輸出する石油の半分を輸入
May 16, 2016 18:49 Asia/Tokyo
中国の国立エネルギー機関の関係者が、中国はイラン産原油の輸出の半分を占めているとしました。
イルナー通信によりますと、イランと中国は、15日日曜、石油産業における両国の協力を拡大し、イラン産原油の中国への輸出量を増加する合意書に署名しました。
同機関の関係者は、15日、イランのザマーニーニヤー石油次官とこの合意覚書に署名した後、中国の企業は現在、イランへの参入に関してヨーロッパの大企業と競い合う力を有しているとし、「この点から、中国企業は西側の企業と比較すべくもない」と述べました。
ザマーニーニヤー石油次官は、この合意書の調印式で、「中国は、イランにとって信頼のおけるパートナーであり、イランは、競争のもとで、中国の有力企業が油田・ガス田の開発に参入するのを歓迎している」と語りました。
西側がイランに対して制裁を行使していた際、中国は、イランが輸出する日量100万バレルの原油のうち、およそ40万バレルを輸入していましたが、制裁解除後、その輸入量を増加しようとしています。
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