イラン外相、「ウィーン協議は知恵を出し合って前進を」
(last modified Sun, 10 Oct 2021 10:17:13 GMT )
10月 10, 2021 19:17 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、核合意に関するオーストリア・ウィーン協議を全員の知恵で前へ進めていくと述べました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相はイスナー通信のインタビューに答え、「ルック・イーストとは西洋諸国を脇に置くという意味ではない。我々は自国をロシアと中国に縛り付けるようなことは望んでいない」と強調した上で、核合意復活とウィーン協議を、全員が知恵を出し合って前へ進めていくと述べました。

その上で、「イラン第13期政権の外交政策は、活発な外交、躍動的な外交、スマートな外交のバランスである」としました。

同外相は、近隣諸国やアジア諸国に目をむけ、それらと交流していくことは、イランにとって外交政策における第一の優先事項であるとし、「アジア重視ということは、西洋をはじめとする他の地域には注目しないという意味ではない」と述べました。

また、「イランは中国、ロシア、インドと同じグループで、地理的にはアジアに属しており、アメリカが追求してきた政策やイランに対する約束不履行のために、日々損失を被り、貿易・経済上の様々な分野でのイランへの投資・交流の計画から遠ざかっていると、西側には明瞭に伝えてきた」と述べました。

そして、「イランは手をこまねくようなことはしない。自らの利益のために決断し、前へ進む」と語りました。

 

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