イラン環境庁長官、「わが国は温室効果ガスを5%削減済み」
11月 17, 2021 15:03 Asia/Tokyo
イランのサラージェゲ環境保全庁長官が、「わが国は温室効果ガス排出量の5%を削減済みである」としました。
IRIB通信によりますと、サラージェゲ長官はイランの温室効果ガスが5%削減されていることに言及し、「我々は経済テロを受けており、国際的責務を果たせる状況が整っていない」と述べました。
続けて、「気候変動対策の枠組みを定めたパリ協定にある(制裁非解除の際は4%、解除済では8%とされた)イランの温室効果がス削減は、議会での承認を受けていないため仮の状態であり、義務とはなっていない」としました。
また、英グラスゴーで開催された第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)に触れ、「化石資源を放棄し、それと同時に産業発展国からクリーンエネルギー発電設備を手にいれることを諸国に求めるのは、搾取的な方針といえる」と指摘しました。
そして、「グラスゴーでは、諸国がスローガンを唱えただけにほぼ留まり、いかなる声明・宣言も発表されなかった」としました。
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