イラン中部マルキャズィー州ホルヘ村にある寺院、イラン文明の代表史跡
11月 22, 2021 20:49 Asia/Tokyo
イラン中部マルキャズィー州にあるホルヘ(Khorheh)村は、同州の最も重要な古代史跡の1つであり、この村にはアルサケス(パルティア)朝時代の寺院の数本の柱が残っていることで知られています。
国際通信イランプレスによりますと、歴史あるホルヘ村は、マラキャズィー州マハッラート郡の見所のひとつであり、寺院など価値ある史跡を有するため、歴史愛好家や観光客が訪問する場所となっています。
ホルヘ寺院の石柱は、過去の姿のまま空にそびえており、その敷地は数回に渡り発掘調査が行われ、セレウコス朝、アルサケス朝、サーサーン朝時代、そしてその後のイスラム期に属する遺物が発見されています。
この寺院には、様々な空間、部屋、廊下、テラス、そして12本の石柱が存在していましたが、現在は8mの柱が2本しか残っていません。
「ホルへ」は、ゾロアスター教の経典アヴェスターで、日が出る場所を、そして「ホル」は、夏営地を意味しています。
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