ウィーンでの集中的な外交協議が続行、イラン外務次官「相手側が真剣になれば進捗の可能性あり」
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オーストリア・ウィーンで、圧政的な各種制裁の解除を主要な議題とした様々なレベルでの協議が続けられています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
12月 16, 2021 16:35 Asia/Tokyo

オーストリア・ウィーンで、圧政的な各種制裁の解除を主要な議題とした様々なレベルでの協議が続けられています。

イルナー通信によりますと、ウィーン協議が非常に神経を使うムードで進められる中、各国代表団の間の協議が増えているにもかかわらず、これらに関するメディアの報道は数日前と比べて減少しており、これは協議のプロセスでの今後の進展を示唆している可能性があります。

イラン代表団の長を務めるバーゲリーキャニー外務次官は15日水曜夜、ツイッターで「全ての相手国が真剣に話し合えば、進捗の可能性がある」と強調しました。

バーゲリーキャニー次官によりますと、イランの相手側が核合意に定められた全ての義務の履行に向けての実践的な用意や真剣な意思を持てば、短期間で納得のいく合意が成立するだろうということです。

15日正午にも、イラン協議団長とヨーロッパの各代表団の長らとの会談が行われました。

在ウィーン国際機関ロシア常駐代表のウリヤノフ氏とバーゲリーキャニー次官の会談

 

これ以前にも、在ウィーン国際機関ロシア常駐代表のウリヤノフ氏とバーゲリーキャニー次官の会談が実施されています。

これ以前に、ウリヤノフ代表はツイッターで、ヨーロッパ各国のウィーン常駐代表らと会談した旨を明らかにし、「EUのそのほかの協力者とともに、ウィーン協議の調整に重要な役割を担うステファン・クレメント氏と会談した」と表明していました。

今月14日夜にも、5カ国グループとEU代表のメンバーが、米イラン担当特別代表との3夜連続となった会合を実施しています。

なお、実施されたこれらの会合の詳細に関しては発表されていません。

ハティーブザーデ・イラン外務省報道官は15日夜、ツイッターで最近の英独仏3カ国による声明を強く批判し、この声明)では核合意が現状に至ったことや協議の長期化についてイランに責任転嫁しようとする意図がむき出しにされているとしました。

また、「英独仏は、公正な相手としてまともに受け止めてもらいたいなら、それにふさわしい行動をとる必要がある」と述べています、

圧政的な対イラン制裁の解除を目指しての協議の新ラウンドは先月29日、ウィーンにて開始されました。

今回の交渉においては、イラン協議団は真剣で実践的なイニシアチブの中で、制裁解除と核問題という2つの点に関する提案文書を相手側に提出しています。

 

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