イランが、世界初のオミクロン株用ワクチンを製造

イラン保健医療教育省のダーラーイー次官が、「わが国は世界で初めて、新型コロナウイルスの新変異種・オミクロン株用のワクチンを開発・製造した｣と語りました。

イルナー通信によりますと、イラン食品医薬品局の局長も兼任するダーラーイー次官は24日木曜、「国内の2つの企業が、オミクロン株用のワクチンを製造した｣と述べています。

また、「現在、国産のコロナワクチンBarekatは、WHO世界保健機関の承認に向けた審査を受けている途中であり、そのほかのワクチンも審査の順番を待っているところだ」としました。

さらに、「イラン国内のワクチン製造企業は、1ヶ月間に5000万回分のワクチンを製造する能力を有している」と語っています。

そして、「現在までに、国内外のコロナワクチンおよそ2億1000万回分が調達されており、また国内でワクチン接種対象者全体のうち８５％がすでに接種を受けている」とし、「より感染・重症化しやすい人々に対する4回目の接種に関する複数の計画立案が行われている」と述べました。

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