イラン外務省報道官、「OICの優先事項は独立国家パレスチナの建国と難民の帰還」
(last modified Thu, 24 Mar 2022 06:00:50 GMT )
3月 24, 2022 15:00 Asia/Tokyo
  • パキスタン・イスラマバードで開催中の第48回OIC外相会合でイラン代表を務めるハティーブザーデ報道官
    パキスタン・イスラマバードで開催中の第48回OIC外相会合でイラン代表を務めるハティーブザーデ報道官

ハティーブザーデ・イラン外務省報道官が、「パレスチナ難民全員の祖先の地への帰還および、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都とした独立国家パレスチナの建国は、これまでどおりOIC・イスラム協力機構の最優先事項となるべきである」と語りました。

イルナー通信によりますと、パキスタン・イスラマバードで開催中の第48回OIC外相会合でイラン代表を務めるハティーブザーデ報道官は、同会合の2日目に当たる23日水曜、「パレスチナ国民は以前から続く自らの土地の残忍な占領に苦しんでおり、最も単純明快な基本的人権さえ奪われている」と述べています。

また、「OICは、イスラム世界におけるシオニスト政権イスラエルのこれ以上の勢力拡大を阻止すべきだ」としました。

さらに、「わが国は、アフガニスタン国民と完全に連帯、共感するとともに、現在の暫定政権に対し、女性や子どもの権利を遵守する包括的政権の結成を勧告する」と語っています。

そして、「イランとして、シリア国民の完全な福祉と安定を確保する必要性を支持するとともに、同国に対するイスラエルの軍事攻撃を非難する」と結びました。

 

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