6月 06, 2016 21:06 Asia/Tokyo
  • IAEA事務局長、「イランの核活動はIAEAの法規に沿ったもの」

IAEA国際原子力機関の天野事務局長が、「イランの核活動はIAEAの法規に即している」としました。

IRIB通信がオーストリア・ウィーンから報じたところによりますと、天野事務局長は6日月曜、IAEA定例理事会で読み上げられた声明の中で、「イランが一時的に合意したNPT追加議定書の枠内での活動は、現在実行されている」と語りました。

また、「イランに関する前回の報告を提出した時から、IAEAはイラン国内の核施設などを完全に監視することができている」としました。

IAEA定例理事会は、イランの核問題を議題として6日、ウィーンで開始されました。

イランと6ヶ国の合意により、イランの核問題は国連安保理が取り扱う問題でなくなり、関連する制裁も解除されました。

現在、IAEAのみが専門機関として、国際的な法規や義務の範囲で、この問題を担当しています。

 

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