三井物産がイランの石油化学産業に再参入
6月 06, 2016 22:00 Asia/Tokyo
イラン石油省のザマーニーニヤー国際・貿易担当次官が、三井物産がイランの石油化学産業に再参入することを伝えました。
イラン石油省のシャナ通信によりますと、ザマーニーニヤー次官は三井物産の欧州・中東・アフリカ本部長と会談する中で、三井物産のイランの石油化学産業の再参入について期待感を表明しました。
ザマーニーニヤー次官はまた、制裁解除後、石油、天然ガス、石油化学産業の上流部門と下流部門における日本企業との協力の必要性を強調しました。
さらに、イランの石油化学産業は、今後10年間に800億ドルの投資が必要だとしました。
この会談で、最近就任した三井物産の欧州・中東・アフリカ本部長は、イランは地域諸国の中で重要な役割を担っており、イランとの協力は日本にとって重要だと表明しました。
三井と三菱は、制裁解除後、イランの石油化学産業への再参入と、この産業に対する投資に向けた用意を表明しました。