日本各地で大雨・洪水による被害発生
8月 04, 2022 16:14 Asia/Tokyo
活発な前線の影響で、日本の東北地方や北陸地方は所々で猛烈な雨が降り、相次いで「記録的短時間大雨情報」が発表されています。
日本の報道各社が気象庁の4日木曜の発表として報じたところによりますと、日本時間の3日水曜から活動が活発な前線の影響で、東北地方や北陸地方は所々で猛烈な雨が降り、線状降水帯が発生し、相次いで「記録的短時間大雨情報」が発表されています。
4日7時半現在も、東北地方や北陸3県では引き続き大雨災害に警戒が必要とされているほか、大雨特別警報が発表中の新潟県は土砂災害や浸水害、洪水害に最大級の警戒が呼びかけられています。
なお、山形県と新潟県に発表されていた大雨特別警報は大雨警報に切り替わりました。
東北地方の大雨は峠を越えたと見られていますが、山形県を流れる最上川上流では氾濫や住宅の浸水が発生しており、洪水への一層の警戒が必要です。
なお、JR東日本は4日、大雨の影響で、山形新幹線の福島―新庄間で、終日運転を見合わせると発表しました。
この大雨の影響で新潟県の一部地域では、大雨による冠水で国道113号の一部で通行止めが続いているほか、住宅の浸水、土砂災害による道路の寸断などが報告され、警戒レベル5に相当する状況であることから、気象庁はこれらの地域の住民に対し直ちに命を守る最善の行動をとるよう呼びかけています。
さらに、関東甲信地方から近畿でも大雨による災害に注意・警戒が必要とされるほか、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要と見られています。
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