和歌山・潮岬沖で日中の貨物船が衝突、浸水も負傷者なし
8月 20, 2022 15:26 Asia/Tokyo
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和歌山・潮岬沖で日中の貨物船が衝突
和歌山県潮岬沖で、日本のケミカルタンカーと中国の貨物船が衝突しました。
日本の報道各社が、和歌山県・串本海上保安署の発表として報じたところによりますと、日本時間の20日土曜午前2時すぎ、同県串本町の沖合3.5キロ付近で、岡山県の会社が所有するケミカルタンカーと、福岡県に向かっていた中国の会社が所有する貨物船が衝突しました。
この事故による人的被害はなく、2隻の乗組員(日本人6人と中国人14人)の全員の無事が確認されています。
ケミカルタンカーは自走可能な状態ですが、中国の貨物船は衝突の影響で船体が損傷し浸水して沈没の恐れがあるため、近くの港付近に停泊しています。
また、同日午前11時半現在、流出した油の除去作業が行われているということです。
串本海上保安署は、ケミカルタンカーが何らかの理由で航行中に方向を変え、中国の貨物船の右舷にぶつかったとみて、事故の原因を捜査中です。
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