日本、山際経済再生相の後任に後藤茂之・前厚労相を起用へ

日本の岸田首相が、山際経済再生相の後任に、後藤茂之・前厚労相を起用します。

日本の報道各社によりますと、岸田首相は２５日火曜午前、首相官邸で記者団に対し、「世界平和統一家庭連合」（旧統一教会）との関係が相次いで判明し、辞任した山際大志郎・前経済再生相（５４）の後任に、自民党の後藤茂之・前厚生労働相（６６）を起用すると発表しました。

後藤氏は25日午後、皇居での認証式を経て、正式に就任する予定です。

岸田首相は記者団に対し、後藤氏を起用した理由として「政治経験の豊富さと説明能力の高さ、経済社会の変革に向けた情熱の３点を重視した」と語りました。

後藤氏は記者団に「全速力で内閣の一員として取り組みたい」と抱負を述べました。

後藤氏は旧大蔵省出身で、自民党政調会長時代の岸田首相を政調会長代理として支えてきました。

今後は、新型コロナの「第８波」とインフルエンザの同時流行が懸念されていることから、岸田首相はコロナ対策や経済政策に詳しく、国会答弁でも安定感がある後藤氏が適任と判断したとみられています。

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