嘉手納基地でのF15退役とF22巡回配備案、周辺住民の新たな懸念呼ぶ
10月 30, 2022 17:15 Asia/Tokyo
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F15戦闘機
米空軍が沖縄県の嘉手納基地のF15戦闘機を退役させ、F22ステルス戦闘機を巡回配備させる可能性が浮上したことに対し、基地周辺の住民からは不安の声が相次いでいます。
沖縄タイムスによりますと、激しい騒音が問題になっているF22について周辺住民からは「新たな負担につながるのでは」「基地が永久に使われてしまう」と声が聞かれました。
嘉手納基地への米軍機の離着陸で、高い騒音値を観測する北谷町砂辺区では、照屋博一自治会長(59)が「騒音が大きい戦闘機が巡回配備されることで、町民にどんな影響があるのか。不安しかない」と嘆きました。
また、早朝や夜間も激しい騒音にさらされる生活や、基地の運用が米軍の裁量で決まることに「米軍側で計画が決まっているのであれば、地元が反対できるのか。新たな基地被害は生まれてほしくない」と希望を述べました。
第4次嘉手納爆音訴訟の新川秀清原告団長は「米軍にとって嘉手納基地は使い勝手が良く、永久に使おうとしているのだろう」と指摘し、「F15が退役といっても、結局F22が巡回駐留するのであれば、住民にとっては全く基地負担の軽減にはならない」と強く批判しました。
そして、米軍が同基地内の住宅地に近い場所に「防錆整備格納庫」を移設する計画についても言及し、「F15の退役理由と同様、老朽化を理由に挙げるが、断じて許されない」とくぎを刺しました。
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