日本最高齢男性の中村さん死去 111歳、広島で被爆の経験
11月 15, 2022 20:46 Asia/Tokyo
国内最高齢の男性で被爆者でもあった、広島県神石高原町に住む中村茂さんが15日、111歳で亡くなりました。
NHKによりますと、中村さんは明治44年1月11日生まれの111歳で、4年前から神石高原町にある介護老人福祉施設で暮らしていました。
施設の職員によりますと、中村さんは原爆投下後にがれきを撤去したり遺体を火葬したりするために広島市に入り、入市被爆していたということで「戦争によって職場の同僚と会えなくなった寂しさが胸を離れません」と話していたということです。
施設によれば、中村さんは11月に入って体調を崩し、食事の量も少なくなっていたということで、15日未明に老衰で亡くなったということです。
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