外為:1ドル134円37銭前後とドル安・円高で推移
12月 05, 2022 14:22 Asia/Tokyo
5日月曜の外国為替市場の円相場が、1ドル134円台のドル安・円高で推移しています。
ロイター通信によりますと、日本時間の5日午後0時時点では1ドル134円37銭前後と、前週末午後5時時点に比べ25銭のドル安・円高となっています。
なお、本日の予想レンジはドル/円が133.50―135.80円、ユーロ/ドルが1.0450─1.0580ドル、ユーロ/円が140.80―142.20円付近とされています。
前週末海外でドルは133.62円まで下落。8月16日以来4カ月ぶり安値を更新しました。これについては、米10年債利回りが3カ月ぶり低水準となる3.44%まで低下したことがけん引した、とされています。
その後、発表された米雇用統計は予想を上回る内容で、ドルは135円後半へ切り返したものの、米金利の反発が短命に終わり、取引終盤にかけて発表前の水準へ再び低下すると、ドルも134円台へ反落しました。
市場筋によりますと、雇用統計発表後、一時上昇した米金利が急速に再低下したのは、取引終了にかけて、米30年債にまとまった買いが入ったことが背景となっており、「特段の手がかりはなく、月末の持ち高調整的な売買だったようだ」とされています。
このため、30年債利回りの低下が一時的な取引の結果だったとすれば、上振れた雇用統計を再評価する動きが強まる可能性があるとの指摘がなされています。
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