共産党、安保政策批判を強化 反政権票取り込み狙う
1月 07, 2023 20:40 Asia/Tokyo
政府による安保政策の転換について、日本共産党が批判を強めています。
同党の志位委員長は5日の民放の番組で、「大軍拡は許さないとの一点で力を合わせたい」と語り、通常国会で安保政策の転換や防衛費増額のための増税について他の野党と連携して政権を追及する構えを示しました。
また7日には、小池書記局長が都内で街頭演説し、政府の安保政策について、「どう考えても専守防衛と完全に矛盾する」「軍事国家造りを止めよう」などと訴えました。
今年4月には統一地方選挙が控えていますが、一部野党が政権との対決姿勢を避けていることから、選挙戦での野党連携は見通せません。共産党としては、安保政策を徹底批判することで、政権批判層からの支持を固める狙いがあると言えそうです。
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