今夜から日本全国で急激に気温低下、首都圏平野部でも降雪、都心でも氷点下予想
1月 24, 2023 15:06 Asia/Tokyo
10年に一度レベルの強い寒波が24日火曜、日本列島を襲い、日本海側を中心に大雪となるおそれがあることから、気象庁が注意を呼びかけています。
日本の報道各社によりますと、今季最強の寒波の影響で、日本列島は24日夜から全国的に気温が急激に下がる見通しです。
特に今月26日にかけて強い冬型の気圧配置が続き、今冬一番の寒気が上空に流れ込む見込みとされ、太平洋側の平地でも大雪になる所があるとみられます。
主要都市の25日水曜の予想最低気温は札幌が氷点下12度、仙台が同6度、東京都心と大阪、福岡が同2度、名古屋が同3度と予想されています。
また、25日午前6時までの24時間予想降雪量は多い所で、北陸90センチ、関東甲信と近畿、中国70センチ、東北と東海60センチ、北海道と九州北部40センチ、四国30センチ、九州南部20センチと見られています。
また、東京都心を含む関東の平野部でも積雪や氷点下への冷え込みの恐れがあり、気象庁は北海道から九州の日本海側を中心に大雪や猛吹雪、暴風、高波に警戒するほか、路面や水道管の凍結、交通機関への影響に注意するよう呼びかけています。
一方、この雪や強風の影響で、24日の空の便は、JAL日本航空やANA全日空などをあわせ、すでに120便を超える欠航が決まっています。
寒波の影響で、さらに欠航便が増える可能性があり、最新の情報に注意が必要とされています。
すでに北海道では、高速道路の札樽道の一部などが吹雪で通行止めとなり、JRの運休や遅れが生じています。
今後、各地で交通の乱れが予想されることから、国土交通省は不要不急の外出を控えるよう注意喚起しています。