イギリス国民投票の影響が日本や中国に波及

ＥＵからの離脱の是非を問うイギリスの国民投票で、人々がＥＵ離脱を支持したことから、日本の株価が６％下落しました。

イルナー通信によりますと、アジア各国の株式市場は、24日金曜朝から混乱に陥り、また、この地域では、大幅な為替変動が見られました。

日本の菅官房長官は、記者会見で24日のこの状況に懸念を表明し、これはイギリスの国民投票によるものだとしました。

日本円のドルに対する為替レートは2年半ぶりの高騰を見せました。

一方、中国人民銀行も為替変動に対応するため、259億ドルを市場に注入しました。

調査によりますと、中国元のドルに対する為替レートは2011年以来の最安値を記録したということです。

韓国の政府関係者も、韓国ウォンの対ドルレートが30ウォンほど急落し、また急激な株価の下落により、韓国の株式市場・コスダック市場で取引が一時停止されたと表明しました。