那覇市でPFAS問題考えるシンポジウムが開催
May 14, 2023 22:10 Asia/Tokyo
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PFAS汚染問題
米軍基地からの流出が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)の汚染問題について考えるシンポジウムが那覇市で開かれました。
このシンポジウムはPFAS汚染問題に取り組む「PFAS汚染から市民の生命を守る連絡会」が主催しました。
この中で、県の土木環境委員会のメンバーとして今年1月にアメリカ環境保護庁を訪問した県議会議員は、アメリカでは現在、日本の環境省による水質管理の暫定的な目標値より厳しい規制が行われていることなどを紹介しました。
また沖縄の市民グループ「宜野湾ちゅら水会」のメンバーは、米軍普天間基地の周辺で土壌の汚染が問題となる中、汚染源の疑いがある基地の中の調査が進まない現状を報告しました。
シンポジウムには東京・多摩地域でPFAS汚染の問題に取り組む市民グループもオンラインで参加し、東京の汚染の実態について説明しました。
シンポジウムを主催した「PFAS汚染から市民の生命を守る連絡会」の伊波義安共同代表は「シンポジウムを通じてPFASが何かを知って欲しい。行政には実態調査をして欲しい」と話していました。
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