中国が日本に警告「１つの中国」原則を順守すべき

中国国防省報道官が日本政府関係者に対し、「１つの中国」の原則の順守を求めました。

数日前、日本の井野防衛副大臣は英語メディアに対し、「中国が台湾に対し武力行使すれば、日本は台湾を支援する」と発言していました。

イルナー通信によりますと、譚克非報道官は「１つの中国」の原則に触れ、「台湾は中国の領土の一部であり、日中の外交関係の基本は、１つの中国である」と述べています。

また、「日本政府関係者は、中国国民に対し歴史に残る犯罪を引き起こした」としました。

さらに、日本政府による２０２３年の防衛白書に関して、「この白書は中国の軍事活動を誇張し、内政に干渉することで、両国関係を弱体化させるものだ」と語っています。

加えて、中国が国際海事法を順守していることを強調し、「中国人民解放軍は地域の安定を守っており、いかなる国も決して脅かさない。しかし、日本政府は軍事予算の大幅な増額により、地域の平和と安全を問題に直面させている」としました。

これに先立ち、中国外務省の毛寧報道官も、台湾をめぐるこの日本政府関係者の発言を、中国に対する歴然とした内政干渉だとして批判しています。

ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。