10月 23, 2023 00:08 Asia/Tokyo

日本のカルト団体「キリストの幕屋」が、11日に東京・渋谷で開かれた集会に続き、今度は福岡でシオニスト政権イスラエルを支持する集会に動員をかけたと思われる動画が公開されました。

シオニスト政権イスラエルの在日大使館はX(旧ツイッター)で、21日に福岡市内で同政権を支持する集会が開かれたと投稿しました。

しかし、投稿された写真や動画を見ると、参加者のおよそ半数は11日の渋谷の集会と同じく、日本人の高齢男女で、イスラエル旗を振りながら、ヘブライ語の歌を歌っています。

11日の集会に関しては、シオニスト政権大使館が後日、キリストの幕屋からビデオメッセージが届いたとX上で明かし、幕屋が集会に動員をかけていたことが明らかになりました。

今回の福岡での集会も、高齢者中心の参加層や自らヘブライ語で歌っているなど、東京の集会と共通点が見られます。

キリストの幕屋は、シオニスト政権との関係を重視しており、信者にヘブライ語を指導したりするほか、若者を留学と称して被占領地パレスチナに派遣したりしています。また、団体のロゴもユダヤ教のシンボルである燭台・メノーラーを模した7本のオリーブの枝を採用しています。

キリストの幕屋は、その名称とは裏腹に、奇跡や霊言の強調、日本の土着の行事との融合など、本来のキリスト教とは関係のない教義を掲げており、異端とされています。

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