日本が、南シナ海での中国の脅威を懸念
8月 02, 2016 17:17 Asia/Tokyo
日本政府が、今年の防衛白書で、中国の脅威となる行動や他の国に対する国際法の無視に対して強い懸念を示しました。
ロイター通信によりますと、日本政府は2日火曜、今年の防衛白書で、南シナ海と東シナ海における中国の脅威となる行動に対して懸念を表明すると共に、中国の国際法の無視は、望ましくない結果を引き起こす可能性がある、と警告を発しました。
日本の今年の防衛白書は484ページで、昨年の報告書の10倍の量になりました。
この報告書では、北朝鮮の弾道ミサイルや核計画、さらにはロシアの極東での軍事力の復活から生じる脅威などに対する日本の治安上の懸念について触れられています。
中国はブルネイ、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナムと南シナ海の領有権を巡って対立しているといわれています。
日本は南シナ海に関する領有権をまったく主張していないにもかかわらず、この海域における中国軍の基地建設を、日本の貿易中継地に対する脅威だとしています。
日本の防衛白書ではさらに、シリアにおけるロシアの作戦は、国際的に影響力を持つ大国に変わる中での発展や軍内改革におけるロシアの計画が成功していることを示すとされています。
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