中国と日本の緊張が拡大
9月 19, 2016 17:21 Asia/Tokyo
南シナ海での日本の巡視活動の拡大に関する日本の防衛大臣の発言を受け、中国も、日本政府に対して抑止的な対抗措置をとると述べました。
イルナー通信が19日月曜、報じたところによりますと、東シナ海の尖閣諸島の領有権を巡る中国と日本の対立は、2012年から始まり、現在、南シナ海にまで波及しています。
中国外務省は、声明を発表し、日本に対してこの海域の問題に介入しないよう要請しました。こうした中、日本は「この地域における中国の脅威を注視し、アメリカとの共同巡視活動を行っていく」と述べています。
一方のアメリカは日本、オーストラリア、フィリピンの海軍に対し、南シナ海での協力、演習の実施、巡視活動を呼びかけています。
中国人民解放軍の孫副総参謀長は、「中国は、共同巡視活動を注視するだろう」と述べました。
さらに、「日本の動きは中国に抑止的な対抗措置を講じる以外の道を残さないだろう」と述べました。
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