国連事務総長、北朝鮮に関する安保理決議の完全な実施を強調
12月 14, 2017 20:29 Asia/Tokyo
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グテーレス事務総長、安倍総理大臣
国連のグテーレス事務総長が、東京で安倍総理大臣と会談した後、すべての国に対し、北朝鮮の核・ミサイル計画に関する国連安保理の決議を完全に実施するよう求めました。
ファールス通信によりますと、グテーレス事務総長は、14日木曜、安倍首相と会談し、朝鮮半島の問題について話し合いました。
こうした中、韓国のチョ・ミョンギュン南北統一相は、「韓国政府は、北朝鮮の核・ミサイル計画について、前提条件なしに北朝鮮との協議に入る用意がある」と語りました。
これ以前に、アメリカのティラーソン国務長官は、この問題について、「アメリカは、北朝鮮と条件なしで協議を行う用意がある」と語りました。
中国外務省は、14日、声明の中で、前提条件のない北朝鮮との協議再開に関するアメリカと韓国の発言に触れ、「このような下地が整えられようとしているとき、北朝鮮とアメリカは、前進し、協議のための措置を講じるべきだ」としました。
中国外務省の陸慷報道官は、「中国は常に、朝鮮半島危機の協議による平和的な解決を求めている」と述べました。
韓国とアメリカが、北朝鮮との対話に関する政策を突然、変更したのは、北朝鮮が先月、大陸間弾道ミサイルの発射実験を行った後のことです。
北朝鮮のキムジョンウン労働党委員長は、「北朝鮮を世界最大の核大国にしたい」と語っています。
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