日本首相が、第2次世界大戦でのオーストラリアでの戦没者を追悼
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日本首相が、第2次世界大戦でのオーストラリアでの戦没者を追悼
日本の安倍総理大臣が17日土曜、オーストラリアのダーウィンにある日本人墓地を訪問し、第2次世界大戦での日本人戦没者を追悼しました。
AP通信によりますと、安倍首相は16日金曜、オーストラリアのモリソン首相との会談を目的に同国を訪問しています。
安倍首相は、1942年に旧日本軍によりダーウィン港湾が爆撃されて以来、日本首相として初めてダーウィンを訪問したことになります。
安倍首相は、ダーウィン爆撃でのおよそ240人の戦没者への慰霊を行った後、17日土曜にはダーウィン近郊での潜水艦沈没で死亡した日本軍兵士に哀悼の意を捧げました。
この潜水艦は、1942年1月20日にダーウィン港付近でおよそ80名の乗員らとの衝突の後、沈没し、日本もその1ヵ月後この港湾を爆撃しています。

安倍首相は、昭恵婦人そしてマイケル・ガナー・オーストラリア北部準州主席大臣とともに、この記念碑を見学するとともに、正式な式典の中で花輪を捧げて戦没者を追悼しました。
安倍首相夫妻のこの訪問は、第2次世界大戦への日本の関与に遺憾の意を示す安倍首相のアプローチの継続として行われたものです。
安部首相とモリソン首相は16日、海上安全保障面での協力拡大をめぐり合意しました。

安倍首相は、「海洋は、自由航路であり、日本は必要とする資源を潰瘍から得ている。オーストラリア周辺海域をはじめとするこれらの海洋は、我々にとってきわめて重要であるが、それは海上運輸の多くが海洋に依存しているからだ」と述べています。
モリソン首相と安倍首相はまた、防衛面での協力拡大についても合意しており、安倍首相は来年の初めの防衛協定の調印に関して期待感を表明しました。
安倍首相は17日土曜、パプアニューギニアでのAPECアジア太平洋経済協力会議の首脳会合に出席するため、ダーウィンを出発しました。

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