モスクワで、「南クリル諸島はロシアのものだ」と訴える集会が開催
1月 21, 2019 17:15 Asia/Tokyo
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モスクワで、「南クリル諸島はロシアのものだ」と訴える集会が開催
ロシア・モスクワ市内で、日本が北方領土と呼ぶ南クリル諸島に対し、ロシアの領有権を訴える市民集会が開催されました。
ロイター通信によりますと、2000人規模のこの集会は20日日曜、日本の安倍首相のロシア訪問を直前に控えて行われました。
この集会で人々は口々に、南クリル諸島(北方領土)を日本に引き渡すことはロシアへの裏切りだとしました。
昭和20年8月17日、ソ連軍は千島列島北東端の島・占守島に突如侵攻し、その後択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島を占領しました。
安倍首相は今月22日に、ロシアのプーチン大統領との会談に臨む予定で、両者は北方領土問題と平和条約締結について協議することになっています。
日本が領有権を主張している北方領土は、北海道北部とカムチャッカ半島の中間、さらにオホーツク海と北太平洋の中間に位置しています。
北方領土問題をめぐる対立により、日本とロシアは第2次世界大戦の終戦以来、まだ平和条約を締結していません。
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