英専門家、「来年の東京五輪は、ワクチンなければ非現実的」
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東京五輪
イギリスの国際公衆衛生の第一人者が、東京五輪・パラリンピックが予定通り来年夏に開催できるかについて、新型コロナウイルスのワクチンがそれまでに開発できなければ「非常に非現実的」だと話しました。
英BBCによりますと、同国エディンバラ大学で国際公衆衛生研究を主導するデヴィ・スリダール教授は、今年夏から来年へと1年延期された東京五輪・パラリンピックの実施について、「ワクチンがあるかどうか次第だ」と話しました。さらに、効果的で価格が高すぎない治療法がそれまでに開発されるかどうかが、決定的な要因になるとの見方を示しました。
その上で教授は、「ワクチン開発にあたっている研究者たちから、これは可能だという話は聞いている。1年か1年半先になるかと思っていたが、もっと早く実現するかもしれないという情報もある」との期待を示し、「来年中にワクチンが使えるようになれば、(オリンピック開催は)実は現実的だと思う」と続けました。
一方、IOCのジョン・コーツ調整委員長は16日の記者会見で、新型コロナウイルスが今後もなお来年に延期された五輪に影響する可能性があると認め、「IOCは世界保健機関(WHO)の判断を指針としていく」と話しました。
IOCと東京五輪組織委は同日、コーツ調整委員長と森喜朗組織委会長を筆頭に、延期された東京五輪・パラリンピックの実施に取り組んでいくと発表しています。
日本では、東京など7都府県を対象に4月7日に出された緊急事態宣言が、16日には全国に拡大され、5月6日まで続く見通しとなっています。
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