新型コロナウイルス
JALが国内線を一部復便へ 政府の移動自粛緩和にらみ
6月 10, 2020 23:03 Asia/Tokyo
日本航空(JAL)は10日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で減便・運休していた国内線の一部路線を復便すると発表しました。
ロイター通信が10日、東京から伝えたところによりますと、 この措置は全国的に緊急事態宣言が解除されたことで需要回復の兆しが見え始めているためとされています。政府は19日には都道府県をまたぐ移動の自粛を緩和する予定で、JALは、今後も回復傾向が継続すると見込んでいます。
6月1日~14日には当初計画の約30%だった運航数を、15日~30日には46%に増やすなど、徐々に復便を実施するとしており、東京―北九州、大阪―花巻など運休していた一部の路線も再開するということです。
ANAホールディングス傘下の全日本空輸も同様に、6月の国内線を一部復便するなど回復傾向にあります。
一方、各国の出入国規制や需要減少により、国際線は減便・運休が続いています。そのため、両社ともに7月は運航計画比の90%以上を減便・運休するとしています。
JAL傘下の格安航空会社(LCC)ジップエア・トーキョーもこの日、韓国・ソウル(仁川)線の就航を延期すると発表しました。当初は7月1日を予定していました。
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