河野防衛相、「入国するすべての米軍関係者のPCR検査を要請」
(last modified Sat, 18 Jul 2020 04:14:03 GMT )
7月 18, 2020 13:14 Asia/Tokyo
  • 河野防衛相
    河野防衛相

日本の河野防衛相が17日金曜の記者会見で、日本に入国するすべての米軍関係者に新型コロナウイルスのPCR検査の実施を求めたことを明らかにしました。

日本の報道各社が報じたところによりますと、米軍関係者は日米地位協定に基づき、新型コロナウイルスをめぐる入国拒否の対象にはなっておらず、2週間の隔離措置は取られていますが、無症状者へのPCR検査は行われていません。

NHKによると、河野防衛相は「米軍にとっても感染症の拡大を防ぐことは重要だ。これまでの手法では、陽性でも無症状なら移動してしまうケースがあると思う。確実にPCR検査をすることが大事だ」と述べました。

沖縄県などの在日米軍基地内では現在、新型コロナウイルスの感染者が相次いで確認されています。米軍司令部は軍人の移動を制限しました。

沖縄県知事は、新型コロナウイルスの感染者増加を受け、在沖縄米海兵隊の普天間飛行場とキャンプ・ハンセンを閉鎖するべきだとの考えを示したほか、適切な感染防止対策の実施に関して疑念を表しています。

 

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