ゴーン被告、「技術的な問題」で仏裁判所に出頭せず
7月 20, 2020 18:47 Asia/Tokyo
日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告は、仏紙ル・パリジャンのインタビューで、フランス・パリ近郊ナンテールの裁判所に出頭しなかった理由について、自身のパスポートがレバノンにあることによる「技術的な問題」が原因だと説明しました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、ゴーン被告は現在、レバノンに逃亡しています。
ゴーン被告は「私の弁護士たちは数週間にわたってこの聴取の条件について協議した。技術的な問題が存在している。 日本が私の国際手配を要請したため、私のパスポートはレバノン検事総長が持っている。また、安全と移動の自由が保証されることも確認したい」と述べました。
ル・パリジャンの記者は、フランスは日本と犯罪人引き渡し条約を結んでいないため、フランスでは安全だと感じることができるはずだと指摘しています。
これに対してゴーン被告は「フランスに行くためには他の国を通過する必要がある。私の移動が問題なくスムーズにいくことを保証できる者は誰もいない。たとえば、裁判官はベイルートで私に尋問することができるだろう。そこで私は裁判官のすべての質問に答える用意がある」と強調しました。
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