「余力残した辞任が一番」と安倍首相 自民・稲田氏が番組で明かす
8月 29, 2020 19:03 Asia/Tokyo
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安倍首相
自民党の稲田朋美幹事長代行は２９日土曜に出演した読売テレビの番組で、辞任を表明した安倍晋三首相が「これから人事もあるし、国会もある。いろいろと乗り切るためには余力を残して辞任するのが一番だ」と語っていたと明かしました。
共同通信によりますと、同首相の発言は２８日に稲田氏と党本部で面会した際の会話とみられており、体調悪化が進む前に退任し、党総裁選や次の首相への影響力を残そうという首相の狙いがうかがえます。
首相は、持病の潰瘍性大腸炎について「薬が効いてかなり良くなってきた」と説明したということで、稲田氏が「ウィズ大腸炎で頑張れるのでは」と翻意を促したものの、辞意は固かったということです。
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