8月 31, 2020 18:23 Asia/Tokyo
  • 自民党の石破茂・元幹事長
    自民党の石破茂・元幹事長

自民党の石破茂・元幹事長は31日月曜、ロイターの取材に応じ、安倍晋三首相の辞任表明に伴う自民党総裁選に関して党員投票も行うのが当然と述べ、党員投票がなければ党員に対する侮辱だと強調しました。

ロイター通信が31日、東京から報じたところによりますと、石破氏は総裁選への出馬については明言を避けたということです。

また、同氏は安倍政権の経済政策「アベノミクス」について、当面急激に変える必要はないとし、低所得者層の拡大で可処分所得を引き上げるためには、消費税減税を検討する必要があると述べました。

同時に代替財源確保のため、法人税のあり方や社会保障改革の議論が必要とした上で、現在の日本は、両世界大戦間のドイツのような供給力不足の状態にないため、ハイパーインフレにはならないとの見解を示しています。

もっとも、安倍政権で進めてきた法人税減税とゼロ金利政策や円安、現状の低賃金などについて持続可能ではないとの懸念を示しました。

報道各社の世論調査で、ポスト安倍として、石破氏が常に首位にあるのは、安倍首相とテイストの違う人求められているためでないか、と述べました。

また、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備計画見直しを受けて安倍政権が検討を始めた敵基地攻撃能力の保有については、いきなり議論するのは論理の飛躍だとしつつ、イージス・アショアは必要との見解を示しました。

 

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