自民党の稲田氏、「総裁選に意欲、女性も手を挙げるべき」
8月 31, 2020 18:51 Asia/Tokyo
自民党の稲田朋美幹事長代行は31日月曜、ロイター通信のインタビューで、党の総裁選に出馬する意欲はあるとし、女性も手を挙げるべきとの考えを示しました。
辞任を表明した安倍首相の後継選びを巡って、これまでに岸田政調会長のみが党総裁選に立候補することを明言しています。
稲田幹事長代行は自身の出馬の可能性について、意欲は示しつつも「まだ候補者も出そろっていない」と発言し、「同志とも議論して、何が一番いいのかということを判断していかなければならない」と語りました。
稲田氏はその一方で、日本では女性の国会議員が少ないだけでなく、「圧倒的に政策立案過程に女性の数が少ない」と指摘し、「女性もリーダー、総理を目指すことができるということを示していきたい」とし、女性の意見を政策に反映させるためには、国会の中で女性議員の数を3割程度まで増やすべきだと述べました。
また、新型コロナウイルス対策として、総裁選の争点の1つになりうる消費税減税については、「今回は消費減税というよりもむしろ経済対策をしっかりやるという方向性が正しかったと思う」と否定的な考えを示し、「日本はGDP国内総生産の4割に及ぶ非常に大きな経済対策をやっている。高等教育の無償化、幼児教育の無償化など、消費税は、それをやっていく財源としてある」と語りました。
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