日本政府 コロナ対策で予備費5000億円規模を追加支出へ
10月 14, 2020 21:25 Asia/Tokyo
自民党の森山裕国会対策委員長が14日水曜、立憲民主党の安住淳国会対策委員長と会談し、政府が新型コロナウイルス対策で5000億円規模の追加支出を決め、16日に閣議決定すると報告したことが関係筋によって明らかになりました。
ロイター通信が14日、東京から報じたところによりますと、 両国対委員長は16日午前に衆院理事懇で政府側が説明することで合意しました。
政府はコロナ対策で策定した2020年度第2次補正予算で10兆円と巨額の予備費を計上するとしていましたが、使途自由な予備費での巨額計上は財政民主主義に反するとの野党からの批判を受け、支出の際に随時説明するとしていました。
政府は2020年度の第1次、第2次補正予算でコロナ対策として計11兆5000億円の予備費を計上しており、現時点で約7兆8000億円が残っています。
現在、業績低迷により雇用調整助成金の上限を引き上げる特例措置の利用企業が急増しており、予備費の追加支出は必至とみられていました。
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