IAEA査察官が、福島原子力発電所査察のため日本を訪問
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IAEA国際原子機関のグロッシ事務局長
IAEA国際原子機関は、破損した福島第一原子力発電所からの放射能汚染水の調査チームを日本に派遣する準備ができていると発表しました。
IAEA国際原子機関のグロッシ事務局長は、共同通信とのインタビューでこの件について、「日本政府が我々を招待することを決定すれば、協力する用意がある。査察の以前、途中、その後のすべての業務に協力することができる」と述べました。
そして、「処理水の公海への排出または蒸発は、技術的に可能である。IAEAは現在、日本政府と予備協議を行っている」と強調しました。
また、「IAEAは、2011年3月11日に起きた福島第一原発事故から10周年を記念して、国際会議を開催する予定である」と述べました。
福島第一原子力発電所は、2011年3月に太平洋福島県沖で発生したマグニチュード9の地震により被害を受け、それ以来、この発電所の3基の原子炉の溶融による危険な放射性廃棄物の流出により環境問題の点で多くの懸念が生じています。
地震により3基の原子炉の冷却システムが停止し、3日で溶融放射性物質の漏出が始まりました。約10万人がこの地域から避難し、専門家によるタンクの冷却作業も失敗に終わりました。この発電所は海から100メートル離れたところにあったことから、動植物界にも汚染領域が拡大し、除染作業は困難を極めました。事故から10年が経過していますが、福島地方ではまだ人が安心して住める状況ではありません。企業等はロボットを使用してこのエリアの除染作業を行っています。
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