福島各地で、鎮魂と未来への願いこめた花火打ち上げ

福島県内の各地で１１日、東日本大震災を追悼する花火計約１万発が一斉に打ち上げられました。

花火の打ち上げは当初、場所ごとに時間が異なっていましたが、震災以降、毎年、被災地で追悼の花火を上げている花火師の糸井秀一さんが「一つになる福島を全国に発信したい」と提案し、同じ時刻に打ち上げることになりました。

震災で犠牲になった人たちへの鎮魂の想いと未来への希望を込めて午後6時半から県内20カ所で一斉に打ち上げられた合わせて1万発の花火は、まだ壊れた車両などのがれきが残る復興途上の地域の上にも美しい輝きを届けました。

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