兵庫県で、コロナ感染者2名が入院待機中に死亡
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病院用ベッド
兵庫県内で4日火曜、死亡した新型コロナウイルスの患者4人のうち、2人は自宅や施設で入院を待っていたことが判明しました。
NHKが兵庫県の発表として報じたところによりますと、このうち1人は県内の自宅で入院を待っていた80歳以上の女性だとされています。
複数の基礎疾患のあるこの女性は4月26日に感染が確認され、自宅で酸素や薬の投与を行うなど医師による治療を続けながら入院を待っていた中、今月2日に死亡したということです。
また、3日月曜には西宮市内の高齢者施設に入居している90代の男性が、同施設で死亡しました。
市によりますと、男性は4月28日に感染が確認され、医師の治療を受けながら施設で入院待ちの状態だったということです。
最近、兵庫県では新型コロナ患者が急増し、自宅などで入院待ちの間に死亡する例が相次いでいます。
兵庫県感染症等対策室の山下輝夫室長は4日の記者会見で「県内では災害級の非常事態が起きており、県民の一人一人が望む治療をスムーズに受けられなくなっている。患者が減らないかぎりこの状態は改善しない」と述べ、感染者を減らすためにも感染対策を徹底するよう強く呼びかけました。
また、関西などでのこうした事例について、厚生労働省の専門家会合のメンバーで国際医療福祉大学の和田耕治教授は「自宅で急に具合が悪くなり、救急車を呼べたとしても受け入れ先の病院がないという事態が関西で起こっている模様だ。最近は、変異株の影響のためか急激に重症化するケースも多い。大阪では連絡手段にさまざまなツールを使っているようだが、それでも間に合わないこともある。まずは一日も早く感染者を減らし、重症者の治療を徹底することが重要だ」とコメントしています。
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