加藤官房長官、「五輪選手へ不参加強要の匿名投稿、あってはならない」
May 12, 2021 19:30 Asia/Tokyo
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加藤官房長官
加藤勝信官房長官が、「東京五輪に参加する選手に対し大会に参加しないように匿名のかたちで強要する投稿は、あってはならないと考えている」と語りました。
ロイター通信が12日水曜、東京から伝えたところによりますと、加藤官房長官は同日午後の会見で、東京五輪の開催について国民の間に様々な意見があることは「しっかり受け止めていかなければならない」と述べた一方で「匿名で選手個人や特定の方々に対し、言わば強要するかたちでというのは、これはあってはならないと考えている」と述べています。
その上で、池江璃花子選手が「開催反対の声をあげてほしい」などとするコメントに対して「あたたかく見守ってほしい」と投稿したことには、加藤官房長官自身が読んで「大変、心を打たれた」としました。
そして、東京五輪については、安全・安心な開催に向け、政府としてもしっかり対応していきたい、との見解を再度強調しています。
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