ニューヨークタイムズ、「オバマ大統領は広島・長崎を訪問するが謝罪はしない」
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アメリカ・ニューヨークタイムズが、オバマ大統領が広島や長崎の被爆地を訪問する可能性を明らかにしました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
May 09, 2016 22:26 Asia/Tokyo
  • ニューヨークタイムズ、「オバマ大統領は広島・長崎を訪問するが謝罪はしない」

アメリカ・ニューヨークタイムズが、オバマ大統領が広島や長崎の被爆地を訪問する可能性を明らかにしました。

ニューヨークタイムズは、「オバマ大統領は、2009年11月に日本を訪問した際、第二次世界大戦で原爆を投下された広島と長崎への訪問に期待感を示した」としました。

この報告によりますと、オバマ大統領は、今月、G7先進7カ国のサミットに出席するため、日本を訪問する予定ですが、ホワイトハウスは、オバマ大統領が広島や長崎への訪問の意向を実現することができるか否かを検討しています。

これまで、アメリカの歴代大統領は、それがアメリカによる原爆投下への謝罪と捉えられるのを恐れ、広島や長崎の被爆地への訪問を控えてきました。

オバマ大統領は、2009年、広島と長崎の記憶は世界の全ての人の心に残っており、自分の任期中にこれらの町を訪問したいとしていました。

アメリカのアーネスト・ホワイトハウス報道官は、最近、記者会見で、広島と長崎の悲劇に触れ、“オバマ大統領は日本はアメリカ政府の謝罪を受けるべきだと考えているか”との質問に対し、そのようなことは考えていないだろうとしました。

アメリカのケリー国務長官は、4月11日、アメリカの政府高官として初めて、広島の平和記念公園を訪れました。