熱海土石流の死者が計3人に 捜索・救助活動続く
7月 05, 2021 15:25 Asia/Tokyo
3日に静岡県熱海市の住宅街を土石流が襲ってから丸2日経つ中、警察、自衛隊、消防局による必死の捜索・救助活動が続けられています。
朝日新聞によりますと、伊豆山地区では少なくとも約130棟の建物が被害を受け、いまだ安否不明の人も多くいるとみられています。
現地時間5日午前には、3日に逢初川上流の住宅から救助された高齢女性の死亡が確認され、死者は計3人となりました。
熱海市の斉藤栄市長は、同日午後の市対策本部会議の冒頭で、「3人の救出作業を進めている」と説明したほか、安否が確認できていない人は5日朝時点の113人から80人に減ったと述べています。
土石流は3日午前に発生し、複数の家屋をのみ込んで海に達しました。熱海市では1日から3日にかけて、平年の7月1か月の雨量、242.5ミリを上回る記録的な大雨となっていました。
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