大坂、シフィオンテクらがナショナルバンクOP欠場へ
テニスの四大大会(グランドスラム)で4度の優勝を誇る大坂なおみ、世界ランキング8位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)、同4位のソフィア・ケニン(米国)らが、来週に行われるナショナルバンク・オープン)を欠場することになりました。
フランス通信が4日水曜、報じたところによりますと、この内容はカナダ・テニス協会が3日火曜、発表したということです。
全米オープンと全豪オープンの現女王である大坂と、昨年の全仏オープンを制したシフィオンテクは共に東京五輪に出場していました。
なお、今大会で大坂は女子シングルスで銀メダルを獲得したマルケタ・ボンドロウソバ(チェコ)に敗れ3回戦敗退となり、シフィオンテクも2回戦でパウラ・バドサ(スペイン)に屈しています。
大坂選手は「今年のモントリオール(ナショナルバンク・オープン)を欠場することになり残念」とし、「来年、カナダで皆さんに会えるのを願っている」とコメントしました。
一方、全米オープンの前哨戦である同大会を欠場する理由として、シフィオンテクは休養の必要性を挙げています。
シフィオンテクは「シーズンの前半はとても激しかったから、数日間のオフを取って休養し、今後の数ヶ月に向けて準備する必要がある」と語りました。
さらに、昨年の全豪オープンを制したものの、今年のウィンブルドン選手権を最後に足のけがでツアーを離脱している22歳のケニンは「進歩している一方で、私の足は最高のレベルでプレーできる状態にない」、「回復とリハビリにはあと1週間必要だと感じている」と述べています。
大坂の欠場により、女子シングルスでは世界3位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)が大会第1シードとなっています。
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