IOCバッハ会長、東京五輪開催は「適切な時期だった」
(last modified Sun, 08 Aug 2021 09:41:09 GMT )
8月 08, 2021 18:41 Asia/Tokyo
  • 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長
    国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は東京五輪最終日の8日日曜、東京都内でIOC総会に出席し、東京大会は成功したとの見解を示しました。

ロイター通信によりますと、バッハ会長は「成功裏な大会を経験できた。正しい時期に開催された」と述べました。

また、新型コロナウイルスの影響により無観客開催が決定したことについて、「魂のない大会になるかと思った。ある人は幽霊の大会といったが、実際は逆だった。選手が魂を大会に吹き込んだからだ。選手が真の五輪精神を吹き込んだ」と述べました。

続けて、「競技面の素晴らしさに加え、一体感、そして友情の雰囲気を、私はこれほどの強さで感じたことはなかった」と称賛しました。

大会の新型コロナウイルス感染対策については、選手・関係者の高いワクチン接種率などを挙げ、「(五輪関係者の)感染率は0・02%。バブルが機能していた」。と評価。その上で、日本国内への影響はあらためて否定し、「ウイルスが広がることはなかった。五輪関係者から日本の人々、その逆もしかりだ。それはWHOやほかの専門家たちも認めている」と強調しました。

東京五輪は8日日曜夜、閉会式を迎えます。

 

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