8月 22, 2021 20:39 Asia/Tokyo
  • 横浜市役所
    横浜市役所

NHKによりますと、22日投開票の横浜市長選挙は、立憲民主党推薦で新人の山中竹春氏が当選を確実にしました。

NHKの事前の情勢取材や、投票日当日や期日前投票をした有権者を対象にした出口調査では、立憲民主党が推薦し、共産党と社民党が支援した山中竹春氏が、元国家公安委員長の小此木八郎氏や現職の林文子氏らを大きく引き離して当選確実となりました。

山中氏は、埼玉県出身の48歳。横浜市立大学の医学部の教授として新型コロナウイルスのワクチンの有効性などに関する研究を行いました。

今回の選挙戦は、神奈川県内に緊急事態宣言が出される中で、過去最多の8人が立候補し、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の横浜市への誘致計画や、感染の急拡大が進む新型コロナウイルス対策などを争点に論戦が交わされました。

その結果、IRの誘致計画に反対し、新型コロナのデータ分析などにあたってきた経験をアピールした山中氏が、立憲民主党の支持層からおよそ70%の支持を、無党派層の40%台半ばの支持を集めました。

一方、閣僚を辞任して立候補した小此木氏も、IR誘致計画への反対を打ち出し地元選出の菅首相や多くの自民党市議などの支援を受けて組織戦を展開しましたが、支持は広がりませんでした。

また、自民党の一部の市議会議員の支援を受け、4期目を目指した現職の林文子氏も、自身が推進したIRの誘致計画への理解が進まず、及びませんでした。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio

タグ