デジタル庁が発足 首相肝いり、行政手続きオンライン化めざす
(last modified Wed, 01 Sep 2021 10:55:28 GMT )
9月 01, 2021 19:55 Asia/Tokyo
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デジタル庁の発足式が1日水曜開かれ、菅首相や平井デジタル相が職員に訓示を述べました。

デジタル庁設置の構想は、菅首相が昨年の就任時に目玉政策のひとつとして掲げていました。

菅首相は発足式にオンラインで出席し、「行政サービスの電子化の遅れ、ばらばらな自治体システムなど、長年手がつけられず、先送りされてきた課題がたくさんある。デジタル庁には、立場を超えた自由な発想でスピード感を持って、行政だけでなく我が国全体を作り変えるような気持ちで尽くしてほしい」と述べました。

また、初代デジタル大臣に就任した平井卓也・デジタル改革担当相も、「デジタル庁が取り組む仕事は手本がない、みずから作らなければいけない仕事。スタートアップ企業のような取り組みが必要。国民に素晴らしい品質のサービスをスピード感とコスト意識を持って届けていくことが重要だ」と抱負を語りました。

デジタル庁は「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を」をモットーに、行政手続きのオンライン化やマイナンバー制度の活用、バラバラだった自治体システムの標準化などに取り組む予定です。

発足時の職員数は約600人。うち約200人は民間からの登用です。また、事務方トップの「デジタル監」には一橋大学名誉教授の石倉洋子氏が就任します。

 

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