厚生労働省が、ワクチン接種で感染・死亡とも抑制されたとする分析発表
-
日本でのワクチン
日本の厚生労働省が、新型コロナウイルス感染者の情報を集約するシステム「HER-SYS」のデータを用いてワクチンの効果を分析し、8月までの2か月間で感染者を10万人以上、死者は8000人以上減らせた可能性があるとする分析結果を発表しました。
NHKが報じたところによりますと、日本の7月の感染者数は、ワクチン接種が進んだ65歳以上は前月比で0.86倍と減ったのに対して、65歳以下は2.95倍も増えていました。
この数値を基に、仮に接種が進んでおらず高齢者も若い世代と同じだけ感染増加したとして計算すると、7,8月の2月間の感染者は13万8000人に達していたことになります。しかし、実際の感染者数はおよそ3万人であり、このことから厚生省は、ワクチンのおかげで高齢者の感染は10万人以上抑制された可能性があるとの見方を示しています。
また死者数も、今年1月から5月までの高齢者の致死率を掛け合わせて計算した結果、7月と8月の2か月間で高齢者8000人以上の死亡を防いだ可能性が指摘されました。
日本政府の9月6日の発表によれば、日本国内でコロナウイルスのワクチンを少なくとも1回接種した人の数は、全人口の59.3%にあたる7506万5848人に達しています。一方で、8月の東京都におけるコロナ感染の死亡者200人のうち、50代以下は29%を占め、若い世代の死者が増えていることがわかっています。
また、ワクチン接種後に感染する「ブレイクスルー感染」も次第に増えており、7日付けのANNニュースの報道によれば、日本で初めて確認されたアルファ株に似た変異を持つ新たなデルタ株について東京医科歯科大学が、いわゆるワクチン接種後に感染する「ブレークスルー感染」が確認されたと発表しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj