晩秋の奈良公園で “紅葉と鹿の共演” が人気
11月 23, 2021 15:41 Asia/Tokyo
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晩秋の奈良公園
奈良市の奈良公園では朝晩の冷え込みとともにカエデの葉が見頃を迎え、訪れた人々が色鮮やかな紅葉と鹿の共演を楽しんでいます。
NHKが23日火曜、報じたところによりますと、奈良市の中心部に広がる奈良公園では今月上旬から葉が赤く色づき始め、園内は晩秋の雰囲気が高まっています。
県内でも有数の紅葉の名所として知られる奈良公園には、およそ800本のカエデの木が植えられています。
今年は新型コロナウイルスの影響で観光客の減少が続きましたが、今月20日は早朝から「鹿と紅葉の共演」を見ようと訪れた大勢の人々で賑わっていました。
訪れた観光客は朝日に透けて輝くカエデを写真に収めたり、吐く息が白くなった鹿の様子を見たりと、古都・奈良を彩る秋の風情を満喫していました。
東京から訪れたある観光客は「1年ほど我慢していたので久々の新幹線に乗った旅行になりました。旅行にずっと行ける世の中だったらいいなと、きょうのすがすがしい景色と重ねて思いました」と語りました。
奈良公園の紅葉は来月上旬まで楽しめるということです。
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