陸自無人偵察機が通信途絶、種子島沖に落下した可能性
11月 24, 2021 17:04 Asia/Tokyo
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日本の陸上自衛隊の小型の無人偵察機
日本の陸上自衛隊が演習で使っていた小型の無人偵察機が、鹿児島県の種子島沖で通信が途絶えており、海に落下した可能性が浮上しています。
NHKによりますと、通信が途絶えたのは陸上自衛隊が運用している小型の無人偵察機「スキャンイーグル」1機です。
日本の防衛省によりますと、全国各地で行っている「自衛隊統合演習」の一環として、この機体を使って情報収集活動の訓練を行っていたところ、日本時間の23日火曜夜8時半ごろ、旧種子島空港から南東におよそ25キロの海上で、通信が途絶えたということです。
機体は幅がおよそ3メートル10センチ、長さが1メートル40センチほどの大きさで、重さは13キロ余りとされています。
防衛省は海に落下した可能性もあるとして、海上自衛隊の艦艇などを使って捜索中ですが、現在までに船舶などの被害の情報は入っていないということです。
なお、陸上自衛隊は一昨年から小型の無人偵察機を本格的に導入しており、「スキャンイーグル」の機体本体の価格は、1機当たりおよそ2億5000万円だということです。
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