日本の2021年度補正予算が成立、過去最大規模の36兆円に
12月 20, 2021 20:43 Asia/Tokyo
日本・参議院で、2021年度補正予算が賛成多数で可決・成立しました。
日本の報道各社によりますと、日本で20日月曜、18歳以下への10万円給付や新型コロナウイルスの影響を受けた人への支援策を盛り込んだ2021年度補正予算が、参議院本会議で自民・公明両党などの賛成多数で可決・成立しました。
補正予算では、18歳以下への10万円相当の給付として1兆2162億円を、新型コロナウイルスの影響で売り上げが大きく減った事業者に対し、最大250万円を支援する費用として2兆8032億円をそれぞれ計上しています。
また、経済安全保障の強化に向けて半導体の製造拠点の整備に6170億円を、現場で働く看護師や介護士などの賃金引き上げに2600億円を盛り込んでいます。
一般会計の総額は35兆9800億円余りで、補正予算としては過去最大規模となり、補正予算の財源の6割にあたる22兆580億円は、国の借金に当たる国債を発行して賄うということです。
2021年度の歳出総額は当初予算から3割増の142兆円5992億円、新規国債の発行額は計65兆6550億円で、残高見込み額は21年度末に初めて1000兆円を突破する見通しです。
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