アメリカの学者がオバマ大統領の被爆者への謝罪を要請
May 24, 2016 20:58 Asia/Tokyo
アメリカの活動家や学者らが、広島の被爆者に対するオバマ大統領の謝罪を求めました。
イルナー通信によりますと、アメリカの74人の活動家や学者らが、オバマ大統領に書簡を送り、広島訪問で、被爆者と面会し、謝罪するよう求めました。
これらの活動家は、この書簡の中で、「広島訪問では、被爆者の痛みや苦しみ、恐怖が理解されると共に、核兵器廃絶に対する更なる支持とこのような出来事の再発防止につながり、遺族にとって最高の贈り物となるだろう」としています。
さらに、核兵器廃絶におけるオバマ大統領の更なる措置を求めると共に、アメリカの新型核兵器製造計画の停止を求めました。
オバマ大統領は、G7・先進7カ国の首脳会議に出席するため、日本を訪問します。
オバマ大統領は、広島の被爆者に対して謝罪しないことを表明しています。
岸田外務大臣は24日火曜、アメリカによる原爆投下の結果は極めて遺憾なものであり、国際法規の基盤である人道主義に反したものだった、と述べました。
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